2017年度 講演会・研修会の予定一覧

タイトルをクリックすると詳細リンクにとびます。

2017年 
4/30 日本支援助言士協会 第11期コミュニティーカウンセラー養成講座講師
6/3 平成29年度 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部 講座講師
6/6 秋田県 新任生活保護担当職員 基礎研修 講師
6/13 岩手県内高等学校教育相談担当者の研究会での講演 講師
6/17 やまき心理臨床オフィス 主催「家族療法入門ワークショップ」講師
6/23 秋田県 新任生活保護査察指導員 研修 講師
6/24 アドラー東北 主催「カウンセリング演習」講師
7/1 日本支援助言士協会 主催 アドラー合宿 講師
7/7 東京都北区幼稚園 園長設置者 研修会講師
7/9 NPO法人「アトピーを良くする」+目黒区 共催「医療」と「心理」からアトピーを考えるシンポジウム基調講演 講師
7/15 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法ベーシック」講師
7/18 平成29年度 秋田県 福祉事務所管理職者 課題別研修 講師
7/22 夢ナビライブ 講義ライブ講師
7/26 岩手県教育委員会主催 平成29年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
7/28 日本ブリーフサイコセラピー学会 第27回松山大会 ワークショップ講師
8/5 平成29年度 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部 講座講師
8/7 横須賀市教育委員会教育研究所 研修会 講師
8/9 やまき心理臨床オフィス主催 学外ゼミナール第7回講師
8/11 やまき心理臨床オフィス主催 学外ゼミナール第8回講師
8/17 国立市子ども家庭支援センター主催職員研修 第1回 講師
8/29 国立市子ども家庭支援センター主催職員研修 第2回 講師
9/2 平成29年度 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部 講座講師
9/6

国立市子ども家庭支援センター主催職員研修 第3回 講師

9/7 東洋英和女学院大学「事例検討」&「2017年度公開講演」講師
9/30 やまき心理臨床オフィス 主催 研修会 講師
10/3 横浜家庭裁判所自庁研修講師
10/6 家庭裁判所調査官養成課程 第13期後期合同研修 第3班 講師

10/10

家庭裁判所調査官養成課程 第13期後期合同研修 第1班 講師

10/11

家庭裁判所調査官養成課程 第13期後期合同研修 第2班 講師
10/14 平成29年度 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部 講座講師
10/16 岩手県立一ノ関第一高等学校附属中学校キャリア教育講演 講師
10/17 岩手県総合教育センター研修講座 講師
10/20 調布市北部公民館 文化講演 講師
10/27 平成29年度 子どもの心の診療支援事業 子どもの心に関する講演会 講師
10/28 日本臨床・教育アドラー心理学研究会 2017年度 研修会 講師
11/3 日本臨床催眠学会・日本催眠医学心理学会合同学術大会 主催 催眠技法研修会 初級コース講師
11/7 東京家庭裁判所家事部調査官の自庁研修 講師
11/10 東京保護観察所での処遇会議のスーパーバイザー
11/10 埼玉県看護協会 第7支部講演会講師
11/11 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法ベーシック第3回」講師
11/17 東京都北区子ども未来課 職員研修会 講師
11/18 保健同人社 相談事業部 メンタルヘルス相談員研修 講師
11/21 平成29年度 江戸川区教育研究所 所内研修会 講師
11/24 家庭裁判所立川支局 家調協会員研修会 講師
12/3 平成29年度 金ケ崎町PTA連絡協議会 教育講演会 講師
12/9・10 平成29年度 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部 講座講師
12/15 平成29年度 第2回川口市「保護者と共に不登校を考える会~不登校の理解とその対応~」
12/22 東京都家庭裁判所立川支部 家調協会員研修会 講師
12/26 平成29年度 東京都北区いじめ問題対応研修会 講師
   
2018年 
1/4 平成29年度 岩手県立総合教育センター長期研修講座「養成研修コース」講師
1/5 岩手県教育委員会主催 平成29年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
1/6 第9回学外ゼミナール コーディネーター
1/9 第10回学外ゼミナール コーディネーター
1/24 東京都北区 発達障害児支援のための連絡調整会議 第2回 ミニワークショップ講師
1/27 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催講座 講師

2/3

東京都国立市 主催 子育て 講演会 講師

2/10

関東心理相談員会研修 講師

2/15

社会福祉法人 東京援護協会 板橋区立障がい者福祉センター 相談支援専門員 研修講師
2/17 鹿児島大学大学院臨床心理学研究科 松木繁教授退職記念行事シンポジスト
2/19 さいたま少年鑑別所研修 講師
2/28 平成29年度 三鷹市教育センター教育相談員研修会(スーパービジョン)講師
3/17 長岡楽しく学ぶ会 アドラー心理学講演会 講師
3/19 公認心理師 現任者講習会 講師(国際心理支援協会 主催)
3/23 公認心理師 現任者講習会 講師(国際心理支援協会 主催)

2017年度 講演会・研修会のレポート

 

65

公認心理師 現任者講習会 講師(国際心理支援協会 主催)
日 時 2018年3月23日(金)9:00〜12:30、13:30〜17:00
場 所 渋谷フォーラムエイト
内 容 講義「司法・犯罪分野の法規と制度・心理社会的課題と事例検討」「公認心理師の職責」「評価と振り返り」
参加者 公認心理師試験の受験希望者 約400名
メ モ

 3月19日に引き続いて現任者講習の講師を担当。今日の内容は司法・犯罪分野の法律・制度と事例検討。そして「公認心理師の職責」という職業倫理の内容。そして最後の振り返りという計6時間の講義。それなりに覚悟はしていましたが、最後は体力的にはくたびれましたね。ただすでに19日にやっている分、会場の雰囲気には慣れていたことと、参加者が全く同じだった(それも皆何かいい雰囲気になっていた?笑)ので、講義そのものはとてもやりやすかったですね。参加者同士5日間も一緒なので連帯感のようないい意味での凝集性が出来上がっていたのかもしれません。今回は前回と違ってテキストの読み上げは極力少なくして、自分の言葉でお話しするよう心がけたのもよかったですね。

 

 最後の振り返りは「未来語りのダイアローグ」に使われる質問を少し改正したユニークな振り返りをしてもらいましたが、参加者の皆さんには良い講習全体の振り返りになったかな? 最後の最後に何人かの感想や質問を受けて終了となりました。いろいろと講義の仕方にはまだまだ改善の余地はあるかと思いましたが、まずは無事に講習が終えられてよかったです。この講習はまた5月に名古屋で講師を担当する予定。楽しみですね。

 

(写真)会場のフォーラムエイトの前の部分(参加者の方は撮れないので〜)。天井が低い会場でしたね。

 

 

64

公認心理師 現任者講習会 講師(国際心理支援協会 主催)
日 時 2018年3月19日(月)9:00〜12:30
場 所 渋谷フォーラムエイト
内 容 講義「保健医療分野の法規と制度」「保健医療分野の心理社会的課題と事例検討」
参加者 公認心理師試験の受験希望者 約400名
メ モ

 今年9月にある国家試験である第一回公認心理師試験の受験資格を得るための講習の講師を担当。今日の内容は保健医療分野の法律・制度と事例検討。すでにテキストが発売されていて、そのテキストにそって講義するよう厚生労働省からお達しが出ているので、ちゃんと真面目にテキストに書いている法規などをしっかりと読み上げながら進めていきました。いや〜疲れましたね〜! 途中に何度もグループ討議の時間を入れたのは参加者には(まあ私にとっても)とても良かったようでした。参加者の中には久しぶりにお会いできた臨床心理士の方もいて、そんな懐かしさも楽しみながら、まあ講習そのものはうまく展開できたかな。

 また23日にも同じ会場で違い内容でこの講習を担当する予定。会場や進行などの勝手がわかったので、次回はもう一工夫して展開できるかな?

 

 

63

長岡楽しく学ぶ会 アドラー心理学講演会 講師
日 時 2018年3月17日(土)13時半〜16時半
場 所 長岡市中央公民館大ホール
内 容 講演「アドラー心理学から学ぶ『家族』のピンチののりこえ方」
参加者 一般市民53名
メ モ

 長岡市民の方対象の講演会を担当してきました。お昼に長岡駅前で美味しい「へぎそば」を食べてからのぞみました。天気のよい土曜日にも関わらず、多くの方が参加してくださいましたね。うれしい限りです。会場は元長岡市役所だった立派な建物の中の大ホール。講演内容は話慣れた(?)アドラー心理学だったので、スムーズに90分の講演を終了。休憩を挟んで(休憩時間に参加者に書いていただいた)質問用紙に答える時間をその後1時間近く取るスケジュールでした。結果的には、ほとんどの質問が家族や知人の困りごと相談の内容。まあ想定内ではありましたが「とても情報の少ない中での私の主観的なお答えなので、参考になるものは採用して、ならないものは捨ててください」と断ってから、質問に次々と答えていきました。テンポ良くお話しできたせいか、回収した質問用紙に30分あまりで答えきってしまい、残り30分間は参加者に挙手していただいて直接質問をいただきました。講演会終了後も個人的な質問の列ができて、結局17時近くまで会場内で参加者の方とお話ししました。いや〜さすがに疲れましたね。

 帰りは送迎担当をしてくださった方と長岡駅近くの寿司屋でささやかに打ち上げをしました。こちらもうまかった〜また長岡には講演会で呼ばれたいものですね〜

 

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(写真は講演会の時の1コマ)

 

 

62

平成29年度 三鷹市教育センター教育相談員研修会(スーパービジョン)講師
日 時 2018年2月28日(水)14時〜16時
場 所 三鷹市教育センター暫定施設 2階会議室
内 容 事例検討
参加者 三鷹市教育センター教育相談員4名
メ モ

 初めて三鷹市の教育センター相談員の事例検討会のスーパーバイザーとして参加してきました。三鷹駅前の美味しいラーメン屋で昼食をとってからゆっくりと30分ほど歩いて会場のセンターへ。実際の教育センターは現在改装中との事で暫定施設(といってもまあキレイな建物)でした。事例検討会の参加者は4名と少人数だったので、ざっくばらんに参加者同士が感じたことを語り合う感じになっていったのは良かったですね。なかなか難しいご家族との継続中の事例で、事例担当者も一体何をやっているのか、何を目標としていったらいいのか、わからなくなっている様子。私なりに色々な考えられる仮説を提示しながら、今後の関わりのポイントや工夫をアドバイスしたり、参加者同士でそれらのアイディアを語り合ったりしました。最後はだいぶスッキリして、今後のその事例に取り組む見通しが立ったように思えましたね。このくらいの人数で事例を語り合うと、まるで四重奏のようなとても良いポリフォニーが生まれて良い検討会ができますね。良い気分でまた三鷹駅まで歩いて帰りました。またぜひ呼ばれたい会ですね。

 

(写真)三鷹市教育センター暫定施設

 

61

さいたま少年鑑別所研修 講師
日 時 2018年2月19日(月)13時半〜15時半
場 所 さいたま少年鑑別所 会議室(埼玉県さいたま市浦和区)
内 容 講義&演習「相談において家族面接を活かす〜家族療法のものの見方・ふるまい方」
参加者 関東にある矯正施設(少年鑑別所,少年院,刑事施設)、さいたま家庭裁判所、さいたま保護観察所、児童自立支援施設、埼玉県警察サポートセンター、埼玉県福祉部こども安全課、埼玉県精神保健福祉センターなどの相談業務担当者、約40名
メ モ

 駒澤大学のOBも勤務しているさいたまの少年鑑別所で家族療法についての研修を担当してきました。「家族療法について学ぶのは初めて」という方が半数以上だったので、その考え方について精神分析的なものとの違いを強調しながら、説明していきました。参加者の皆さんとても熱心に聞いてくださり、後半のワークも楽しそうに語り合っていました。家族療法の学び始めとしては良い体験をしてもらえたかな? あとは何かしら継続的な家族療法的な学びをやってほしいと最後にお願いしておきました。平日のそれも週のはじめ月曜の午後というにもかかわらず、鑑別所職員だけでなく、周辺の司法・医療・福祉・子育て領域という多彩な職場から集まっていただいたのは、嬉しい事でしたね。これだけ色々な職場から集まるのであれば、私の研修だけでなく、情報交換的な企画もあればよかったかなとも思いました。よく行政機関ではありがちな、先にただ色々な職場代表が集まって連携について考えるのではなく、1つのこと(例えば家族療法など)を学ぼうとする人達同士で集まって、そこで情報交換するという形がいいのかな?とふと思いましたね。

 

 

 

 

60

鹿児島大学大学院臨床心理学研究科 松木繁教授退職記念行事シンポジスト
日 時 2018年2月17日(土)14時〜17時
場 所 鹿児島大学法文学部1号館201講義室
内 容 松木教授の最終講義+公開シンポジウム「心理臨床家〈松木繁〉を語る」
参加者 鹿児島大学大学院臨床心理学研究科OBなど、松木先生に所縁のある方、約100名
メ モ

 心理臨床の大先輩の一人である松木繁先生が、この3月で鹿児島大学を退職されるということで、その記念行事に参加してきました。松木先生とは「トランス空間」という心理臨床でのお互い共通の考え方を持っていて、ずっと学会などでお会いするたびに臨床話で盛り上がる先生。そのような先生の退職記念に参加できることはとても嬉しいことですね。

 しっかりと前日に鹿児島入りして、鹿児島の美味を堪能。当日は松木先生の最終講義を聞かせていただいた後、公開シンポジウムの司会とシンポジストを担当しました。最終講義が始まる直前がオリンピックのフィギュア男子の演技の時間で、シンポジストの一人の先生はそちらの方が気になっている様子。最終講義の最中に日本が金銀メダルをとったというニュースが入り、気持ちよく(?)シンポジウムに望むことができましたね。私の他に3人の先生方が、松木先生との思い出話や臨床指導から学んだことをお話しされ、最後は私が「トランス空間に生きる人:松木繁」というタイトルで、やはり松木先生との出会いや思い出話から松木臨床や「トランス空間」についての私なりの解説など、(熱く?)語らせていただきました。昨年9月の催眠合宿で撮れた世界初の「トランス空間が見える写真」(?!)も公開して(下記を参照)しっかり笑いも取れましたね〜。

 

 その後、会場を城山観光ホテルに移してパーティー。松木先生を囲んで、まさにトランス空間的な温かくほのぼのとした楽しい鹿児島でのひと時でした。

 

 

左から

(写真1)世界初?!「トランス空間が見える写真」

(写真2)笑顔の松木先生の最終講義

(写真3)退職記念パーティーでの松木先生

(写真4)帰りの飛行機から美しい桜島をパチリ

 

 

59

社会福祉法人 東京援護協会 板橋区立障がい者福祉センター 相談支援専門員 研修講師
日 時 2018年2月15日(木)16:00~17:30
場 所 障がい者福祉センター4階相談室
内 容 職員のメンタルヘルスのためのスーパービジョン
参加者 板橋区立障がい者福祉センター相談支援専門員6名
メ モ

 昨年の3月に引き続いて福祉センターの相談支援専門員のための研修を担当。昨年同様に事前に何も準備しないで、その場で出てきた話題でやっていこうと臨みました。いろいろな事例について、それぞれ専門員から語られましたが、今回は特に「人格障害」と思われる人の対応についてが話題になりました。それに対して私なりの「人格障害と診断された人とのつきあい方」をお話しさせてもらいましたが、実際の関わり方の参考になったかな? 昨年はこのような語り合いの機会を持つことの必要性についても話し合いましたが、実際にそのような場を作ることはなかなか難しいようで、スタッフ会議の時間だけは電話番を代わってもらうことはできるようになったとのこと。やはり、現場ではいきなり大きな変化を起こすのではなく、少しずつ1つ1つなんですね。このような福祉現場スタッフと語り合う機会は、1つの大切な臨床活動なんだよな〜と改めて感じました。1つ1つ丁寧にやっていきたいですね。

 

 

(写真)障害者福祉センターの外観

 

 

58

関東心理相談員会研修 講師
日 時 2018年2月10日(土)13時〜15時20分
場 所 星陵会館4階会議室(千代田区永田町)
内 容 講義&演習「産業現場におけるナラティヴ・アプローチの活用」
参加者 関東心理相談員会会員28名
メ モ

 産業・労働分野に関わる心理相談員の方を対象とした研修会の講師を担当してきました。「ナラティヴ・アプローチ」は主催者側からのリクエストでしたが、「ナラティヴ・アプローチ=社会構成主義の臨床実践」を自分の臨床や本で振り返りながら、この研修の準備をしましたが、あらためて「自分は社会構成主義が好きなんだな〜」と感じましたね。最近アドラー心理学の講演や研修が多い自分としては、自分の臨床活動で大切にしているアドラー心理学以外の考え方をあらためて確認できた良い機会にもなりました。(と言いながらも、アドラー心理学と社会構成主義のつながりについても、研修でしっかり語らせていただきました〜笑)

 研修会の参加者はとても熱意のある方ばかりで、皆さんワークにも一生懸命取り組まれていましたし、最初は出てこなかった質問も、最後は次々と出てきましたね。終了後も参加者の方から何人も「わかりやすかった!」「またぜひ!」などとお声をかけていただきました。このような参加者からハッキリと反応があることは、ホント講師冥利につきます。また呼ばれたい研修会ですね。

 

 

(写真)会場の「星陵会館」この会館は都立の日比谷高校と2階部分がつながっていました。何か関係があるんでしょうね。

 

 

57

東京都国立市 主催 子育て 講演会 講師
日 時 2018年2月3日(土)13時15分〜15時
場 所 国立市公民館 地下ホール(国立市中1-15-3)
内 容 講演「アドラー式 思春期の子どもとのつきあい方」
参加者 国立市に在住か在勤の方28名
メ モ

 昨年1月から1年ぶりにJR国立駅近くの公民館で、アドラー心理学の子育て講演会を行いました。アドラー心理学の講演会では参加者の皆さんに必ず聞く質問ですが、ベストセラー「嫌われる勇気」を読んだという人は何と今回は0名!

 そこでアドラー心理学が初めてという人のためにできるだけ丁寧にお話をしていきました。昨年よりは参加人数は少なかったのですが、いつものようにグループワークを少し挟みながら展開していったところ、雰囲気はほぐれて最後の質疑応答の時間は次々と参加者から質問が出てきて、充実した時間にになりました。国立市とは、昨年からいじめ対策の委員もさせていただていて、国立市の子育てや教育を応援する立場。少しずつ国立市とのご縁が深まっている感じですね。

 

●アンケートが届きました >>

 

56

日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催講座 講師
日 時  2018年1月27日(土)9時半〜16時半
場 所  大橋会館2階 会議室(東京都目黒区)
内 容  講義&演習「オープンダイアローグ入門〜新しい家族療法の展開」
参加者  行政・福祉関係相談員、看護師、整体師、臨床心理士など33名
メ モ

 今年度最後の産業カウンセラー協会主催の研修会を担当。産業カウンセラー協会では初の(?)オープンダイアローグの研修とあって、寒い晴天の土曜日にも関わらず、会場いっぱいの参加者数でした。その4割くらいの方は以前も私の研修を受けたことのあるリピーターの方でした。いや〜ありがたいことです。  講座の前半は講義主体、後半がワーク主体という構成でしたが、いつものように3〜4人のグループを作って、グループ内の「対話」の時間を時々はさみながら進めていきました。グループからの報告も何回かしてもらいましたが、とても良い質問やコメントをいただくことができて、それに私が応えることで。講義内容がさらに深まった感じ。午後のワークも参加者同士が「対話」そのものに没頭している雰囲気になっていったように思えましたね。とても熱心に取り組まれている参加者が多かったように思えました。

 オープンダイアローグの講座は、今年は6月にも金沢で行う予定。今後色々なところで展開していく可能性があるテーマですね。その研修の展開の仕方の良いモデルが1つできたかなという手応えを感じた1日でした。さらにより良いオープンダイアローグの学びができる研修にしていけそうです。

 

 さて、参加者の皆さん、当日の《パワポ資料》と《例の論文》はこの下です。例のパスワードを入れてダウンロードしてくださいね。研修お疲れ様でした。

ダウンロード
パワポ資料
18-1-27.pdf
PDFファイル 16.9 MB
ダウンロード
特集論文「〈ブリーフ〉はどこから来たのか,そして,どこへ向かうのか:〈ブ
PDFファイル 537.1 KB


 

55

東京都北区 発達障害児支援のための連絡調整会議 第2回 ミニワークショップ講師
日 時  2018年1月24日(水)14時〜16時半
場 所  北区障害者福祉センター4階会議室
内 容  ミニワークショップ「家族への支援と関係機関の連携を考える〜家族療法の考え方」
参加者  保育士、行政相談員、児童相談所職員、など18名
メ モ

 毎年この時期に行われる北区の発達障がい児とその家族の支援に関わる人たちの連絡会議において、ミニワークショップを行ってきました。約7年にわたってこの会議に関わってきましたが、今回は特にどのようなことをやれば良いのか準備に悩んでしまいました。とりあえず会議では、最初に「今日は家族療法の考え方を体験してもらうワークショップです!」と宣言してから、参加者を3〜4人のグループに分けて、グループワークと講義(家族システムについて)を織り交ぜながら展開していきました。最初はかたい雰囲気でしたが、参加者も次第にのってきたようで、グループワークが結構盛り上がり、楽しそうにかわしていましたね。当日渡されたプログラムには、この後は情報交換の時間があったにも関わらず、時間いっぱいをワークショップで使ってしまいました。

 ワークショップ終了後に、参加者から「ワークショップそのものはよかったが、この会議の目的を主催者側からはっきりと示してしてほしい」という意見があがりました。全くその通りで、私も思わず最後に「この会議もシステム・チェンジが必要ですね。」とコメントしました。この会議をどのようにしたいのか、まさに今主催者の考えが問われていますね。これは主催者の課題で、私がしゃしゃり出ることではないのだと思います。このような研修会では、講師の立場として主催者のニーズを探るとともに、主催者側に考えてもらうところはちゃんとお返しする、まさに「課題の分離」も必要なんですね。勉強になりました。

 

54

第10回学外ゼミナール コーディネーター
日 時 1月9日(火)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール(立川市市民会館)第4会議室
内 容 講義&討議「外ゼミ2018冬〜最近どう?ゼミ」+聖域なき質疑応答
参加者 幼稚園講師、福祉関係職員、不動産関係、リラクセイションセラピストなど5名
メ モ

 1/6とは違うメンバーでの外ゼミ。今回は欠席者が出て参加者は5名となりましたが、自己紹介は約1時間かかりましたね。ゼミ全体の時間を考えると、結果的に一人1時間の持ち時間で、非常に濃密な語り合いとなりました。最初は「今日は聞くだけに徹したい」と思っていた方も、他のメンバーの話を聞いているうちに「やっぱり自分のことを語りたい。みなさんどう思いますか?」という気持ちになっていったようで、参加者全員が素直に自分の課題&悩みを語って下さいました。時間内で他のメンバーがその話にコメントしたり、時にはアドバイスしたりと、いわゆる「リフレクティング・トーク」が行われていました。そのような空間ならではの面白い言葉のやり取りも生まれていましたね。(例えば「怨霊」と「音量」など。参加者の方しかわかりませんね!笑)やはり1/6の時と同じように、最後の方は「共同体感覚」を伴ったオープンダイアローグ的な場になっていったように思いました。

 

 その後の懇親会も嬉しいことに全員参加。美味しいお酒と料理に舌鼓をうちながら、今回はしっかりと参加者の皆さんと振り返りができたのは嬉しいですね。少ない人数でもしっかりと実のある学びができるのは、外ゼミの良さ。また春頃に開催したいですね〜

 

53

第9回学外ゼミナール コーディネーター
日 時 1月6日(土)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール(立川市市民会館)第5会議室
内 容 講義&討議「外ゼミ2018冬〜最近どう?ゼミ」+聖域なき質疑応答
参加者 警察関係、女性相談員、心理カウンセラー、会社員など9名
メ モ  昨年の8月以来の外ゼミ。今回は「最近どう?」の発問から参加者が自由に語るというテーマなき(?)ゼミを実施しました。このような不思議なテーマにも関わらず、自分なりの問題意識や悩みを語ってくださったり、発表用の資料まで用意してきてくださった方もいらしたのは嬉しかったですね。最初の自己紹介の段階で参加者一人一人の意識の高さを感じたので、午後からやる予定だった「聖域なき質疑応答」を最初から始めてみましたが、それも良かったですね。研修の最後の方は(皆さんお疲れ気味でしたが〜)参加者全体が「共同体感覚」に包まれるような安心感の中で、対話できたように思えましたね。私もだいぶくたびれましたが、大きな学びと対話のスキルを鍛えられたように思えました。次の外ゼミは明後日1/9。今回とは違う全く新しいメンバーとですので、また楽しみです。

 

 

52

岩手県教育委員会主催 平成29年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
日 時  2018年1月5日(金)14:25〜15:50
場 所  アイーナ(いわて県民情報交流センター)小田島ほ〜る(岩手県盛岡市)
内 容  授業力向上研修講座 講義「学校で活かす実効的なカウンセリング理論と技法」
参加者  岩手県内の小・中・高・特別支援学校の現職教諭、養護教諭、栄養教諭、など397名。
メ モ

 昨年の夏に引き続いて、岩手県の教員免許更新のための研修を担当しました。この講座の担当ももう4回目なので、同じ会場に慣れたかというと、またまた迷ってしまいました(笑)。この会場の構造にはなかなか慣れませんね〜。 講座は、昨年夏の講座の時と同じパワーポイントを使いながら行いましたが、少し早口にはなってしまったせいか、予定より早く進行してしまいました。まあ何とか途中に演習もはさみながら、85分間を展開することができましたが、ただ少しどこか不自由さを私自身感じていましたね。おそらく自分の考えが半年前より更新しているせいなのか、話しながら「ちょっとここは違うな〜」と感じてしまうパワポが2〜3枚ありました。やはり、もう少しシンプルなパワポ資料を作って、その場の語りで補足説明する方が、その場の自分の考えを取り入れて話を進めることが出来るので、その不自由さはなくなると思えましたね。今後はそのようなシンプルなパワポを作成するスキルを磨く必要がありそうです。今年もパワポを使って研修や講演をやっていくにあたって、明確な課題ができたように思いました。まだまだ日々精進ですね! 頑張ろうっと!

 

(写真)研修の演習中に演台上から自撮りして見ました。

 


51

平成29年度 岩手県立総合教育センター長期研修講座「養成研修コース」講師
日 時  平成30年1月4日(木)10:30〜16:00
場 所  岩手県総合教育センター管理棟1階 第1研修室
内 容  講義「家族療法の理論と実際」「事例から学ぶ家族の見立てと支援の具体」
参加者  養成コース(教育相談)長期研修生、教育支援相談担当室員など 計18名。
メ モ

 2018年の初仕事は、岩手県の教育相談の研修を受けている学校の先生方に向けての「家族療法」の研修でした。移動中は岩手の美しい雪景色を見ながら、心を新たにしながら望みました。 前半は家族療法の基本を講義。お昼休みをはさんで、後半はセンターでの相談の家族面接の事例を担当された先生との公開コンサルテーションを行いながら、参加者とのディスカッションを行いました。前半では質問がなかなか出てこなかったのですが、後半の実際のコンサルテーションを見ていただいてから、コメント含めて意見等を参加者からいただくと、こちらも刺激を受けてリコメントとして思わず話したくなるような、とても良い質問が次々と参加者から出てきました。この公開コンサルの研修形式の学びの質の良さを改めて感じましたね。今後もこの形式の研修をどんどんやってみようっと!

 

  この日の夜は盛岡に移動してセンターの指導主事などの先生方と岩手の美味し良い魚とお酒で懇親会。2018年の良いスタートを切れましたね〜!

 

(写真)お昼ご飯で出た「ひっつみ弁当」。熱々で美味しかった〜!


 

50

平成29年度 東京都北区いじめ問題対応研修会 講師
日 時  12月26日(火)14時〜16時15分
場 所  北とぴあ さくらホール(JR王子駅下車徒歩5分)
内 容  講演「子どもをいじめから守る〜発達障害や性別違和など多様性を踏まえて」
参加者  北区立幼稚園・小学校・中学校の教員・スクールカウンセラー及び保護者等 約1000名
メ モ

 2017年最後の講演は、最近何かとご縁のある北区の教員対象の研修会。年末の慌ただしい時にも関わらず、北区の幼稚園から中学校までに在職する教員ほぼ全員が参加対象とあって、結果的に参加者は1000名以上! 北区で一番大きいホールがほぼいっぱいでした。仕事を終えた年末という時期なので、参加された先生方が少しでも元気になるような話(勇気と共同体感覚)を心がけながら、いつものようにウィーンのカフェ方式をはさみながら展開していきました。まあ何回か参加者の笑いが取れたので、良しとするかな?(どんな基準だ〜笑)講演担当の主事の先生からも「2時間で参加者が全く寝ていない講演は珍しい!」とお褒め(?)の言葉をいただけました。 ここ数年、教員研修などで北区とは関わり続けていたので、過去にお世話になった教育委員会主事の先生(いまは校長先生になっておられます!)などともお会いできて、懐かしい気持ちにもなれましたね。今年の締めの講演で、北区の教育活動に良い貢献ができたかな〜?と勝手に思いながら、気分良く帰路につくことができました。

 

 さて、参加者の皆さんにお約束のパワポ資料はこの下です。パスワードを入れてダウンロードして下さいね。では、良いお年をお迎えください!

 

(写真)講演会場の北とぴあ

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PDFファイル 17.2 MB

49

東京都家庭裁判所立川支部 家調協会員研修会 講師
日 時 12月22日(金)18時〜20時
場 所 やまき心理臨床オフィス研修室
内 容  講義&演習「面接技法セミナー第2回:リフレクティング・トークの試み」
参加者  家庭裁判所立川支局所属の調査官8名
メ モ  11月に引き続き、東京家庭裁判所立川支部の家裁調査官の面接技法研修をオフィスの研修室で行いました。前回のおさらいをしながら、会話練習を中心に展開しましたが、時間があまりない割りには、少し難しいプログラムになってしまったかもしれません。皆さん苦労されていました。ちょっと内容を欲張りすぎましたね。あらためて面接技法は基本を1つずつ丁寧にやっていくことが大切なんだな〜と痛感しました。プログラムの立て方ももっともっと研究しないといけませんね。

 

 研修のあとは参加者と立川駅前の居酒屋で懇親会。お互いに趣味の話から調査官の研修の在り方まで熱く語りあいながら、まさに親睦を深めることが出来ました。

 

 そうでした〜忘れちゃいけない。参加者の皆さんパワポ資料はこの下です。パスワードを入れてダウンロードして下さい。お疲れ様でした。そして良いお年を!

 

(写真)研修前のオフィス

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48

平成29年度 第2回川口市「保護者と共に不登校を考える会~不登校の理解とその対応~」講師
日 時  12月15日(金)13時50分〜16時半(講演14時〜15時。分科会15時10分〜16時半)
場 所  川口市立教育研究所 2階会議室 (埼玉県川口市 JR蕨駅より徒歩5分)
内 容  講演「不登校の状況をどう捉え、どう対応するか〜臨床心理士からの提案」
参加者  不登校のお子さんを持つ保護者や関心のある方、研究所の職員など、計56名
メ モ

 駒澤大学院のOGが勤めている教育研究所で「不登校」の講演と分科会での助言をしてきました。不登校に関する講演は数年ぶりでしたが、オフィスでも継続的に不登校の子どもとその家族のケースを担当してきたこともあり、アドラー心理学の「勇気」の考え方とも絡めて、以前の講演会の時から少し考え方を更新させてお話することができました。

 実はこの講演の直前の午前中にオフィスでお会いしたクライエント家族から「その講演で話してほしいこと」をお聞きすることができて、そのことも講演の中でお話することができたのも大きかった。心理臨床の神様(?)が時々このような偶然を起こさせてくれるのはありがたいですね。  分科会では5つのグループを回って簡単なアドバイスをしましたが、短い時間の参加だったので、十分なお話はできなかったのは少し悔しかったですし、参加者の皆さんにも申し訳なかったですね。でもこの場に参加した方々が少しでも良い(建設的・有益な)方向に向かうことを祈るばかりです。

 

(写真)会場の川口市教育研究所の入口

 

47

一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座
日 時  12月9日(土)〜10日(日)いずれも9:30〜16:30
場 所  産業カウンセラー協会東京支部代々木教室
内 容  講義&演習「家族療法アドバンス〜複数面接スキルアップのためのロールプレイ実習2days」家族面接を徹底的・集中的にロールプレイを通して学ぶ。
参加者  産業カウンセラー協会会員など13名
メ モ

 久々に2日間連続、計12時間の家族療法の研修を担当しました。講義は極力少なくして、ともかくワーク体験を通して、複数の方を同時に面接するやり方を参加者の皆さんに学んでいただきました。ワーク中心の研修は、参加者の様子を見ながら適宜(事前に準備したものから)修正・変更が必要なので、いつもはパワーポイントは準備しなかったのですが、今回はあえてパワポを使ってみました。よくよく考えてみると、パワポはその場ですぐに書き加えることができるソフトなので、参加者の皆さんがワークをやっている間にスライドの修正や追加ができちゃいましたね。視覚に訴えることもできましたし、このようなワーク中心タイプの研修にも十分に対応できたかな。家族療法の研修は、このようなワークをしっかり行うタイプは少ないので、今後も新しいワークを考えて、どんどんやっていきたいですね。その点、この産業カウンセラー協会で来年もこの研修を開催することが決まっているのが嬉しいですね。

 

 さて、参加者の皆さん、2日間本当にお疲れ様でした。研修のパワポ資料はこの下です。パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。ワークの部分も全部のせちゃいました。どうぞ参考になさってください。

 

(写真1)参加者のみなさん熱心にワークに取り組んでいました。

(写真2)最後はちょっと変わった形で振り返りをしました。

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17-12-9_10 《パワポ資料》.pdf
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46

平成29年度 金ケ崎町PTA連絡協議会 教育講演会 講師
日 時  12月3日(日)14時〜15時半
場 所  金ケ崎町中央生涯教育センター多目的ホール(岩手県金ヶ崎市)
内 容  講演「勇気を高めるということ〜アドラー心理学が唱える現代的な子育て」
参加者  金ケ崎町立幼稚園、小中学校のPTA関係、教育委員会関係など120名くらい
メ モ

 久しぶりに冬の岩手での講演会。場所は25年前に父親が中学校の校長をやっていた金ケ崎市。私も来たのは20年ぶりくらいでしょうか? 冬の寒さが到来している日曜の午後に、たくさんの方が集まってくださいました。PTA協議会の会長さんや市の教育長さんからご丁寧なご挨拶をいただいた後、講演開始。最初はいつになくかたい雰囲気でしたが、いつものようなミニワークを入れながら話していったところ、徐々に笑いも起きてほぐれていったようでしたね。講演後の質問も(予想に反して?)3人の方からいただくことができて、最後の参加者の方々の表情から察すると、まあ良い感じで終えることが出来たかな? その後に講演担当の小学校の校長先生からも「よかった〜」などと嬉しい感想をたくさんいただきました。子育てや教育分野を得意とするアドラー心理学なので、このような一般の方にもお話しする機会がもっともっと増えていくといいですね〜。

 

(写真1)10月に引き続いて東北線の在来線に乗りました。

(写真2)在来線からスーパームーンが見えたのでパチリ。

 

 

45

家庭裁判所立川支局 家調協会員研修会 講師
日 時  11月24日(金)18時~20時
場 所  やまき心理臨床オフィス研修室
内 容  講義&演習「面接技法セミナー第1回:対話主義的な面接を行うということ」
参加者  家庭裁判所立川支局所属の調査官9名
メ モ

 昨年に引き続き、立川支局の家裁調査官の面接技法研修を私のオフィスで行いました。また新しい若手の調査官も参加して、講義とロールプレイを織り交ぜながら研修を展開していきました。今回はオープンダイアローグの基礎となる「対話主義」という考え方を、いかに調査面接に取り入れるかというテーマで、研修を組み立ててみましたが、若手の調査官の方に「対話」という当たり前のようで難しい、でも重要な面接の姿勢について、少しでも実感してもらえたら嬉しいですね。少人数の研修でもあえてパワーポイントを使うと、少し引き締まった感じの研修になるように思えましたね。この研修はあと2回実施予定。勤務後の夜も学ぼうとする意欲のある調査官との研修会は次回も楽しみです。

 さて、お約束のパワポ資料はこの下です。参加者の皆さん、パスワードを入れてダウンロードしてくださいね〜。また12/22にお会いしましょう!

 

↓ 参加者の皆さん、楽しそうにワークをしていました!

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44

平成29年度 江戸川区教育研究所 所内研修会 講師
日 時  11月21日(火)15時~16時半
場 所  みなみかさい学校サポート教室(東京都江戸川区南葛西5-18-1-101)
内 容  事例検討会
参加者  江戸川区学校サポート教室相談員15名
メ モ

 江戸川区の適応指導教室の相談員の事例検討会ももう7〜8年目になるでしょうか。2年前から研修会場は、江戸川区内にあるいくつかの適応指導教室が持ちまわりでやるシステムになっていて、今回は葛西臨海公園近くにある「みなみかさい学校サポート教室」が会場でした。 また新しい相談員のメンバーを加えて、中学生の事例を検討しました。事例においては、基本的に相談員の子どもに対する関わりはとても良かったと思うのですが、母親と子どもとの関係を家族療法的に見立てる視点や,医療機関がどんな方針・見立てで薬を処方しているのかの情報収集がなかったのが気になりましたね。でも発表者は大学院を出て1年目の方。今後の活躍に大いに期待できますね。

  帰りの葛西臨海公園駅に向かう道からきれいな夕焼けが見えたので,思わず写真をパチリ。

 

写真:研修会後の帰り道からみた夕焼けの中の葛西臨海公園内の観覧車

 

43

保健同人社 相談事業部 メンタルヘルス相談員研修 講師
日 時  11月18日(土)18:30~20:30
場 所  保健同人社本社ビル7階会議室 (千代田区一番町4番地4)
内 容  講義&演習「家族療法を電話相談に生かす」
参加者  臨床心理士 精神保健福祉士、看護師など心理スタッフ 28名
メ モ

 初めて保健同人社のメンタルヘルス電話相談員の研修のため、その本社に行ってきました。半蔵門駅近くの綺麗なビルで、その7階にある研修会場である会議室はとてもおしゃれな感じ。大きなテーブルを囲むように参加者と座るといった、いつもとはちょっと違う研修の場の雰囲気でしたね。時間も限られていましたし、参加者全員メンタルヘルスの専門家ということもあったので、少しテンポアップしながら講義と演習を展開していきました。結果的には予定通り研修を進めることができましたが、少し展開が早すぎたかな? また家族療法という内容のリクエストだったのですが、少し変化球で「オープンダイアローグ」の内容にしてしまったのも少し気になっていたのですが、終わった後の担当者や(研修に参加してくださった)副社長からのコメントは、研修内容にとても共鳴してくれたものばかりでした。それらを聞いて私自身も安堵感と嬉しさに浸りながら、帰路につくことができました。嬉しさのあまり、帰りは途中下車して、立食い焼き鳥屋に寄ってしまいましたね!(笑)

 

 さて、参加者の皆さん、当日のパワポ資料はこの下です。パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。研修お疲れ様でした。

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42

東京都北区子ども未来課 職員研修会 講師
日 時  11月17日(金)9時半~12時
場 所  北とぴあ(JR王子駅)
内 容  講演「アドラー心理学を活かした保護者との関わり方 」
参加者  北区児童館職員 約50名
メ モ

 ここ数年何かしらご縁のある東京都北区の、今回は児童館職員対象の研修会講師をしてきました。珍しく午前中の時間帯の開催だったので、京浜東北線の通勤ラッシュを味わいながら会場入り。会場はJR王子駅近くの「北とぴあ」という建物の7階にある研修室だったのですが、階段好きの(?)私としては非常時しか使えないというのが残念でした。参加者の年齢層は幅広く感じましたが、いつものように講義とグループワークを織り交ぜながら研修は展開。研修時間は2時間という微妙な長さだったので、途中休憩を入れるかどうかで迷いましたね。思い切って休憩なしでやってみましたが、最後の質疑応答の時間は、参加者の皆さんお疲れのせいか質問は1つだけ(笑)。やっぱり休憩は必要だったかな?

 

  参加者の皆さん、午前中からアクティブな研修にご参加いただき、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。当日のパワポ資料はこの下です。どうぞダウンロードしてくださいね。

 

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41

一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法ベーシック第3回」講師
日 時  11月11日(土)9:30~16:30
場 所  産業カウンセラー協会東京支部代々木教室
内 容  講義&演習「家族療法ベーシック《第3回》」ナラティヴ・アプローチについて講義&演習。
参加者  産業カウンセラー協会会員など16名
メ モ

 産業カウンセラー協会での家族療法の講座の3回目で最終回。今回は主に家族療法の「ナラティヴ・アプローチ」について講義と演習を行いました。「ナラティヴ」の背景にある難解な理論である「社会構成主義」をいかに伝えるかが、今回も講師として腕の見せ所だったのですが、どうだったでしょうか? 前半はあるナラティヴ・セラピストの語りを伝えながら説明したところ、(想定内ではありますが)受講者は「まるで深い森の中にいる」ような感じの雰囲気になりました。昼休みをはさんで後半は、前半とは対照的にアクティブに森の中から出るように(?)次々とワークをしてもらいましたが、ガラリと雰囲気が変わって、みなさん楽しそうに語り合っていましたね〜。グループからの素朴な質問や意見もどんどん出してもらったので、それがまた深いナラティヴ的学びになったように思えました。 産業カウンセラー協会での家族療法の講座は、今年度もあと「アドバンス」と「オープンダイアローグ」があるので、そちらの宣伝も講座中にちゃっかりさせてもらいました。講座終了後に2〜3人の方がすぐに参加を申し込んでくれたのはありがたいですね。

 

 今回はしっかりダウンロード作戦で、当日のパワポ資料を参加者の皆さんに配布しま〜す!参加者の皆さん、この下ですよ〜。パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。3回の講座お疲れ様でした!!

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40

埼玉県看護協会 第7支部講演会講師
日 時  11月10日(金)18時40分~20時10分
場 所  川口総合文化センター リリア 11階 大・中会議室(埼玉県川口市)
内 容  講演「アドラー心理学によるココロが楽になる!! 自分を変える思考スイッチ切り替え法」
参加者  埼玉県看護協会 第7支部会員の看護師 約200名
メ モ

 久々に看護協会での講演。今回は埼玉県の川口市を中心とした地域の第7支部からの依頼でした。支部といっても会員数は2500名いるとのこと。その中の約1割近くの方が週末の夜という仕事の疲れがあるであろう時間帯の講演に参加してくださいました。ありがたいことです。さすが参加者は看護師の方々だけあって(?)講演中も合いの手がや笑いが絶えず、間に挟んだミニワークでもノリノリでした。思わずこちらもノリノリになって、いつもながら熱く語ってしまいましたね。直接看護の仕事のストレス軽減の提案というよりも、そうなるための心構えのヒントをお話ししましたが、どうだったかな? 終了後に第7支部の役員の方々からはお褒めの言葉をいただけたので、まずまず良かったと思うことにします。役員の方々の行き届いた準備も感心するとともに感謝の気持ちでいっぱいになりましたね。やはり、看護師の仕事に対しても、アドラー心理学を通して何らかの形でエールを送り続けたいですね〜!

 

 おっと、そうでした。忘れちゃいけない。当日のパワポ資料はこの下です。参加者の皆さん、パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。 お互いにお仕事がんばっていきましょうね〜!!

講演終了後、第7支部の役員の皆さんと記念撮影

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39

東京保護観察所での処遇会議のスーパーバイザー
日 時  11月10日(金)13時半~15時半
場 所  東京保護観察所会議室(法務省4階) 千代田区霞が関
内 容  中学生対象者の処遇会議(中学生の保護観察中の少年の事例検討会)
参加者  保護観察官・家裁調査官・少年鑑別所法務技官など16名
メ モ  以前、八王子や立川支部の保護観察所で研修を行ったことはありましたが、今回は初めて本庁である東京保護観察所での事例検討会のスーパーバイザーとして呼ばれて参加しました。(今週は霞ヶ関に2回行ったことになりますね。)法務省の建物にあるだけあって、玄関は厳しいチェックを受けました。 検討した事例は保護観察では珍しい小学生の事例。発表者の保護観察官は前任から引き継いだ事例だったので、質問のたびにたくさんある資料をめくって大変そうでしたね。少年の家族関係の見立てや保護観察と児童相談所との連携のあり方など色々な点で議論できましたが、少し時間は足りなかったかな? 最初は堅苦しい雰囲気でしたが、しっかり私のコメントで参加者の笑いを取れたのは良かったです(笑)。久しぶりの保護観察事例でしたが、本当に重要なお仕事をされている保護観察官に対しても、また機会があれば応援していきたいですね。

 

38

東京家庭裁判所家事部調査官の自庁研修 講師
日 時 11月7日(火)13時15分~16時
場 所 東京家庭裁判所19階大会議室
内 容 面接技法に関する講義「面接技法:対話主義的な実践を行うということ」。その講義を踏まえて面接技法のロールプレイ演習
参加者 家事部の家裁調査官26名
メ モ  昨年に引き続いて、東京家裁調査官の面接技法研修を担当しました。当日は気持ちの良い晴れ。昨年と同様に四ツ谷駅から歩いて霞ヶ関の東京家庭裁判所に向かいました。 今回はしっかりとパワーポイントを使いながら「対話主義」について講義をした後、ウォーミングアップの実習を行ってから、ロールの仕込み→ロールプレイ→リフレクティング・トーク→振り返りというサイクルの実習を行いました。やはり予想通り時間は足りなくて、実習は2サイクルしか回せませんでしたね。でも参加者の皆さんの表情を見ている限りでは、まずまずの満足度だったようにも思えました。秋田時代からお会いしているK調査官も参加してくださって終了後にお声をかけていただきました。 また来年もこの研修、継続できれば嬉しいですね~

写真上:国会議事堂を横目に見て

写真下:会場近くの公園も色づいていました。

 

37

日本臨床催眠学会・日本催眠医学心理学会合同学術大会 主催 催眠技法研修会初級コース講師
日 時  11月3日(金祝)13時半~18時半
場 所  鹿児島大学総合教育研究棟103教室
内 容  講義&実習「催眠誘導を構造的に理解する」
参加者  対人援助職32名
メ モ

 久しぶりに「催眠療法」の研修の講師を担当しました。今回は2つの催眠の学会の合同大会ということもあって、初級コース研修の担当講師はそれぞれの学会から一人ずつ出てきました。もう一人の先生は私よりもバリバリに(?)催眠臨床をやられている先生だったので、基本的にメインの進行はその先生にお任せして、私が時々ツッコミを入れるという役割分担で臨みました。とても厳密で丁寧な研修プログラムを作ってきてくださったので、私もとても勉強になりましたし、大雑把な私の臨床と対照的で(笑)、それがまた学びの多様性を生み出して、良い研修になったと思えましたね。このように別の先生とコラボで研修講師を担当するのは勉強になるし、楽しいですね。

 昨年に引き続いて催眠の学会に3日間(11/3〜11/5)参加しましたが、改めて「催眠」という一見不可思議な現象をいかに有効に臨床で活用しようとしているか、全国で頑張っている方々の研究成果を見ながら、自分の中での「催眠臨床」の位置付けを再確認させられましたね。学会を通して学ぶ意義を感じることができました。 鹿児島の美味しいものや風景も楽しむことができたのも良かったですね。

 

写真上:学会前に海沿いの道を散歩。桜島のフォルムは美しいですね。

写真下:名物「白熊」。初日に堪能しました。

 

36

日本臨床・教育アドラー心理学研究会 2017年度 研修会 講師
日 時  10月28日(土)13時半~16時半
場 所  文教大学越谷校舎12号館1階12101教室
内 容  講義&演習「オープンダイアローグとアドラー心理学」
参加者  教員、臨床心理士、福祉関係の専門職の方など52名
メ モ

 自分も役員をしているアドラー心理学の研究会で、今巷で話題の「オープンダイアローグ」とアドラー心理学を絡めるという世界初(!笑)の研修会の講師を担当しました。研修会場の文教大学までは自宅から電車で1時間以内という比較的近くにあり、少し早めに到着したので、会場近くの元荒川の川辺を少し散策しながら、研修の流れを妄想していました。このような散策&妄想の時間もいいもんですね。3時間の研修でしたが、講義もワークもちょっと欲張って盛り込みすぎたかな〜最後の一番強調したかった「オープンダイアローグと共同体感覚」の話は時間がなくなって駆け足になってしまったのは反省点ですね。でも自分なりには今の時点でのオープンダイアローグとアドラー心理学の共通項とそれをつなげることの意義はお伝えできたかなと思いました。このテーマは今後も考え続けていきたいですね。

 

 さて、参加された皆さんに当日のパワポ資料をお渡しします。この下ですので、パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。

 

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パワーポイント資料 ※パスワード入力してダウンロード可能
2017-10-28.pdf
PDFファイル 11.9 MB

(写真左から)文教大学近くを流れる元荒川の川辺、会場の文教大学越谷校舎、会場案内版

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平成29年度 子どもの心の診療支援事業 子どもの心に関する講演会 講師
日 時  10月27日(金)19:00~20:40
場 所  山梨県立文学館 研修室
内 容  講演「アドラーに学ぶ:子どもとの関わり方」
参加者  教育・福祉職、医療職の方など約100名
メ モ

 甲府市で「金曜夜の講演会」を担当してきました。立川から「スーパーあずさ」に乗って1時間あまり、5時半近くに甲府駅に着きましたが、もうすっかり暗く、駅前はまさに金曜の夜という感じ。スタッフの車で送られて講演会場の「山梨県立文学館」に着くと、他のスタッフの方が会場準備をしていました。あらためて、このように色々な方がこの講演のために準備をしてくださっているんだ、という感謝の思いが湧いてきました。ホントありがたいですね。 さて、講演は金曜の夜にもかかわらず、たくさんの方が集まってくださいました。ワークも挟みながら、あっという間に100分間の講演を終え、帰りの電車の時間に間に合うようにタクシーに飛び乗りました。講演内容自体はまずまずだったと思うのですが、質疑応答の時間をゆっくり取れなかったのは、参加者の皆さんに申し訳なかったですね。再び「あずさ」の乗って、ビールを飲みながら講演の余韻に浸れたのは、個人的には至福の時でした。

 

 今回は、参加者の皆さんにパワポの資料をお渡しするお約束をしたので、この下です。パスワードを入れてダウンロードしてください。よろしくお願いします。

 

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パワーポイント資料 ※パスワード入力してダウンロード可能
17-10-27.pdf
PDFファイル 14.1 MB
写真:講演開始前
写真:講演開始前

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調布市北部公民館 文化講演 講師
日 時  10月20日(金)14時~16時
場 所  調布市北部公民館2階学習室(東京都調布市柴崎2−5−18)
内 容  講義&演習「臨床心理士が伝える家族のピンチの乗り越え方~アドラー心理学をヒントにして」
参加者  調布市市民 約50名
メ モ

 公民館での講演会は生涯教育ということもあって、参加者は年配者が多いもの。今回の講演も予想通り60代以上の方が半数以上いらしていました。そのような世代にどのようにアドラー心理学をわかりやすく伝えていくか、また今回のお題が「家族のピンチの乗り越え方」というザックリのテーマだったので、準備に意外と苦労しましたが、「勇気」という概念を講演テーマの中心に置いたら、準備がスイスイと進みましたね。当日は熱心に私の話を聞いてくださる方ばかりで、少しだけ入れた「おしゃべりワーク」もみなさん楽しそうに語り合っていましたね。最後の質問も多く出て、参加者の方々に「困難な人生を乗り切る指針としてのアドラー心理学」について少しはお伝えできたかな〜と手応えを感じましたね。
今回の講演会は定数40名のところ倍以上の方から申し込みがあって、会場の容量の関係でお断りせざるをえない方が多かったそうです。このような公民館での講演会による学びのニーズの高さや、それゆえの心理臨床活動的な意義をあらためて感じましたね。またいろいろな公民館からこのような機会でお声がかけていただけるといいな〜

 

● アンケートが届きました >>

調布市北部公民館

 

33

岩手県総合教育センター研修講座講師
日 時  10月17日(火)9:15~16:15
場 所  岩手県総合教育センター4階大会議室
内 容  講義&実習 「いじめ問題に教員ができること-アドラー心理学的取り組み方-」
参加者  岩手県内の教員(小学・中学・高校・特別支援)67名
メ モ  昨年の11月に引き続いての岩手の教員対象の「いじめ」に関する研修講師を担当しました。昨年の内容から少し修正して臨みましたが、前半にお話ししたアドラーの「劣等コンプレックス」といじめとの関連が、参加者にとっては少しわかりにくかったようですね。この辺はもう少し分かりやすい説明やワークを取り入れた方が良いようですね。後半の「勇気づけ」は演習をたくさん取り入れているので、みなさん楽しそうにワークされていました。終了後に2名の先生からお声をかけていただきましたが、いずれも高校時代の同期や後輩でした。懐かしさや歳をとったんだな〜としみじみ感じることができるのも、故郷岩手での研修の喜びですね。来年もまたこの「いじめ研修」に呼んでいただけるようで、さらに「いじめ対応とアドラー心理学」のテーマでより良い研修のあり方を考えていこうと思いましたね。

 

写真:センターの講師控え室から見えた風景。少しずつ紅葉していました。

32

岩手県立一ノ関第一高等学校附属中学校キャリア教育講演 講師
日 時  10月16日(月)13:10~15:00
場 所  岩手県立一関第一高等学校いわいホール
内 容  講演「『仲間』について考えてみよう!〜アドラー心理学から学ぶ」
参加者  一ノ関第一高等学校附属中学校生と教職員、保護者など約250名
メ モ  久しぶりに中学生対象の講演をしました。昨年私の研修を受けた中学校教員が「ぜひ、中学生に八巻の講演を聞かせたい!」と思い、連絡をしてきたことから実現した講演会です。嬉しく光栄なことですね。 はりきって、アドラー心理学が提示する「仲間関係」について、できるだけわかりやすくお話ししました。90分間の講演という中学生にはハードコースでしたが、皆眠ることなく、しっかりと聞いてくれましたね。最後は何と4名の生徒さんからとても良い質問をいただきました。この講演が中学生という多感な時期に良い刺激になってくれれば嬉しいですね。終了後はこちらも良い気分で、翌日の研修のために盛岡に移動。気分は新幹線よりローカル線だったので、久々に在来線に乗って移動しました。

 

写真:この電車に乗って盛岡まで移動。

31

日本産業カウンセラー協会東京支部研修部講座 講師
日 時  10月14日(土)9:30〜16:30
場 所  日本産業カウンセラー協会 代々木教室
内 容  講義&演習「アドラー心理学を学ぶ〜生活と臨床のための実践心理学入門」第3回
参加者  産業カウンセラー協会会員など一般の方、13名。
メ モ  産業カウンセラー協会でのアドラー心理学研修の3回目で今回が最終回。今回は主にアドラー心理学の中心テーマである「勇気づけ→勇気を高めること」について、いつものように講義とワークで徹底的に学びました。前半は私自身のアドラー心理学との出会いや深化について語りながら、最後は思い切って現在の自分の研究テーマである「臨床思想」までお話しして、その感想や意見などのフィードバックを受講者からいただきました。今後研究を続けるにあたって、とても参考になる意見も出て、私自身もとても勉強になる時間になりましたね。最後は「課題の分離」のワークにも取り組んでいただきましたが、少し時間不足だったのが、悔やまれます。まあ、最後まで皆さん頑張って参加者同士でおしゃべりしてくださいました。  さて、いつもながら資料はダウンロードにしました。資料はこの下です。参加者の方はパスワードを入れてくださいね。よろしくお願いします。3回の講座お疲れ様でした。またどこかでお会いしましょう!

研修中のグループワークの様子

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30

家庭裁判所調査官養成課程 第13期後期合同研修 第2班 講師
日 時 10月11日(水)9:30~12:30
場 所  裁判所職員総合研修所(東京都和光市)
内 容  講義&演習「面接技法演習Ⅰ」
参加者  家裁調査官養成課程 第13期 第2班研修生11名+指導教官1名。
メ モ

 家裁調査官養成課程の研修の最終回。今回の受講生は第2班の11名。今回は「調査面接ではどこまで介入(踏み込んで質問などを行う)すればいいのか?」という初心者の面接ではよくある疑問がメインテーマになっていきました。この点について受講者で話し合おうとしましたが、一瞬場が硬直したようにも感じた(?)ので、受講生に話を振らずにその場で指導教官とのリフレクティングトークをしてみました。予定していなかったリフレクティングトークでしたが、指導教官と私の会話を聞いてからは、その後の受講生とのディスカッションが活発になっていきましたね。最後は全員で簡単なワークをして終えました。

 今回の3回の家裁調査官養成課程研修を通して、あらためてロールプレイ実習の意義を感じるとともに、もう少し面接の基礎をワークを通して学ぶ必要性も感じましたね。このロールプレイとワークのバランスをどうするかは、研修内容をプランする側の課題ですね。この点はしっかりと考え続けていこうと思います。

 

29

家庭裁判所調査官養成課程 第13期後期合同研修 第1班 講師
日 時 10月10日(火)9:30~12:30
場 所  裁判所職員総合研修所(東京都和光市)
内 容  講義&演習「面接技法演習Ⅰ」
参加者  家裁調査官養成課程 第13期 第1班研修生10名+指導教官1名。
メ モ  今回は小学2年の子どもと調査官との面接記録を元に、シナリオロールプレイとアドリブロールプレイを受講生が行いました。いかに子どもの心情を汲み取るかというテーマでしたが,次第に「イメージしながら質問すること」「エピソードを聞き出すこと」といった話題になっていったので,後半は受講生全員で2人1組のペアワークを行いました。今回のグループ班にとっては、事例のアドリブロールプレイをするよりも、このような簡単なワークを行う方がテーマの理解もしやすかったようですし、やっていて楽しそうでしたね。さて、次回の班はどう展開していくかな。

 

28

家庭裁判所調査官養成課程 第13期後期合同研修 第3班 講師
日 時  10月6日(金)9:30~12:30
場 所  裁判所職員総合研修所(東京都和光市)
内 容  講義&演習「面接技法演習Ⅰ」
参加者  家裁調査官養成課程 第13期 第3班研修生10名+指導教官1名
メ モ  毎年恒例になっている家裁調査官養成課程の研修が始まりました。1年間全国の裁判所に勤務した家裁調査官候補の若者が、和光市にある職員研修所で半年間の様々な実務研修を受ける中で、私は「面接技法」の講師を担当しました。自己紹介から始まり、シナリオロールプレイとその振り返り、アドリブロールプレイとその振り返り、と繰り返していきました。この研修では、毎回受講生からとても良い質問や意見が出てくるので,それを受けて研修を展開できることが面白さでもありますね。今回も「相手の事情を丁寧に聴くこと」が、次第に大きなテーマになっていきました。自らロールプレイを志願する受講生もいて、今回の班は積極性を感じましたね。今回は3回この研修を担当する予定。あと2回はまた別の班になりますが,また楽しみです。

 

27

横浜家庭裁判所自庁研修講師
日 時  10月3日(火)13時~16時
場 所  横浜家庭裁判所5階大会議室
内 容  講義&演習「面接技法」
参加者  横浜家庭裁判所に所属の家裁調査官(家事部)38名
メ モ  ここ数年、家裁調査官の「面接技法」に関するロールプレイ研修の依頼が増えていて、今回は横浜家庭裁判所に呼ばれて講師を担当。事前に詳細な研修のスケジュール案が送られてきていたので、研修のイメージはできていたのですが、いざその研修現場に入ると、いろいろなアイディアが湧いてきて、すぐに司会進行役と相談しながら、次々と予定を変更。まあ〜良くも悪くも私の「即興性」が出てしまいました。当初のスケジュールでは、私の講義コメント時間が40分近く予定していましたが、ロールプレイ実習をたっぷりやっていただいたので、結果的に5分くらいになってしまい、そこで話した内容もとても基礎的なものになってしまったのは反省点かな。まあ参加者にとっては、お互いにどのような調査面接をしているのかを、体験しながら観察できたので、1番の目的は果たせたとは思いますが〜。この1ヶ月はこのような調査官の「面接技法」の研修がいくつか続くので、さらに内容的に進化させていきたいですね。

 

26

日本支援助言士協会 第13期コミュニティカウンセラー養成講座 講師
日 時  10月1日(日)10:00~17:00
場 所  支援助言士協会セミナールーム(横浜市)
内 容  講義&演習 「臨床理論:現場で役立つ ものの見方・ふるまい方とは」
参加者  一般の方5名
メ モ  今年の4月以来の支援助言士協会での研修講座。4月の時の講義は自己評価55点と低かったので、今回はリベンジするつもりで念入りにしっかりと準備して臨みました。参加人数は少なかったのですが、各々の参加者からとても良い刺激的な質問が出てきたので、良い学びの雰囲気で講座は進行できました。私自身も参加者とやりとりしながら、満足いく展開ができたように思えました。少人数な故、一人一人の課題やニーズに沿った話題ややり取りができたのも、とても良かったですね。 この「臨床理論」の講座は、今後も担当する予定ですが、ベースとなるテキストはこの感じで良いという手応えも今回初めて感じる事ができました。あとはその時その時で参加者によってワークの内容を変える感じでやっていけば良いという感触を得たのも、今回大きな収穫でした。連続講座において、変えない部分と帰る部分のバランスが大事なんですね。

 

25

やまき心理臨床オフィス主催 すぐできる!アドラー式子育てのヒント集 講師
日 時  9月30日(土)10:00〜17:00
場 所  たましんRISURUホール 第1会議室
内 容  講義&演習「すぐできる!アドラー式子育てのヒント集」
参加者  保育士や幼稚園教員、お子様連れの主婦など17名
メ モ  久々の子育て講演会の講師を担当をオフィスの女性スタッフ2名と組んで行いました。参加人数はこじんまりとした程よい人数。子連れの方も2名ほどいらっしゃいました。最初に参加者を小グループに分けてから講義開始。講義では「アドラー式子育てを行うための11カ条」をお話ししながら、途中スタッフにも前に出てもらって、3人でそれまでの話を聞いての連想をトークしてもらい、その後に会場の参加者にもグループごとに話し合いをしてもらう〜といういわゆるリフレクティング・プロセス形式で進行していきました。参加者のみなさんとても熱心に話をされ、途中の休憩時間中も語り合っているグループもあったりと、良い雰囲気で会が進行していきましたな。2時間半があっという間に過ぎた感じ。一人の小学生のお子さんからとても建設的な意見も聞けるなど、このような親子ともに参加可能な子育て講演会(というかワークショップ)の良さを改めて感じましたね。最後に「2時間半頑張って参加してくれた子供たちに拍手!」と言って参加者全員で子供達に向けて拍手したところ、照れ臭そうにしながらも嬉しそうな子どもの表情が可愛かったですね。

 

24

東洋英和女学院大学 特別ワークショップ講師
日 時  9月7日(木)14時~19時
場 所  東洋英和女学院大学201教室(東京都港区六本木)
内 容  第Ⅰ部 14:00 ~ 17:00 【事例検討】。第Ⅱ部 17:15 ~ 19:00 【公開講演】演題「アドラー心理学を学ぶ―アドラー心理学が今の日本に問いかけていること」
参加者  第Ⅰ部は臨床心理士及び心理学を専攻する大学院生で事例内容の守秘を遵守できる方。第Ⅱ部は一般の方。総勢約90名。
メ モ

 昨年のブリーフサイコセラピー学会の会場だった六本木の東洋英和女学院大学が主催の特別ワークショップの講師を担当させていただきました。

 2部構成になっていて、前半は私と東洋英和の専任の先生方との異なるアプローチの視点から大学院OBの臨床心理士が提示するケースを検討していきました。2事例を検討しましたが、いずれもセラピストが大学院生時代から社会人になっても継続しているケース。ともに事例の経過も良い展開になっているとともに、その事例を通してセラピストの成長を感じることができた面白いケースでした。東洋英和の先生方とのケース検討を通して意見交換もできたのも面白かったですね。

 

 後半は公開講演としてアドラー心理学についてお話ししました。一般の方も参加できるということで、初めてアドラー心理学に触れる人にもわかりやす異様な内容を準備しました。途中1つだけグループワークを入れましたが、参加者の皆さんが楽しそうにお話しする姿を見て、手応えを感じましたね。講演後にやはり東洋英和の先生方から質問やコメントをいただく機会を持っていただき、とても刺激的な討論ができたのも良かったです。私も大変勉強になる機会でもありました。

 

 ワークショップ終了後は会場を移して懇親会。東洋英和の先生方や大学院生やOBなども参加して大勢のパーティーになりました。多くの大学院生や先生方と楽しく刺激的なお話ができましたね。いや〜充実した楽しい時間でした。このような機会を与えてくださった、東洋英和女学院大学の臨床心理学の先生方に感謝です。またこのような機会があると嬉しいですね!

 

23

国立市子ども家庭支援センター主催職員研修 第3回 講師
日 時  9月5日(火)9~11時
場 所  国立市保健センター2階会議室
内 容  講義&演習「家族療法を学ぶ」第3回
参加者  国立市内の主に子どもに関わる庁内関係部署の職員18名
メ モ  8/17、8/29と続けてきた国立市職員向け家族療法の研修会の最終回。今回は「簡単な社会構成主義についての講義」と「家族療法的聴き方練習」そして、現場のある事例についての公開コンサルテーションを行いました。今回だけの参加の方もいたので、やはり難解な「初回構成主義&対話主義」についてできるだけ身近な例を挙げて説明しましたが、はたしてどうだったでしょうか? 講義後の質問も、そしてコンサルテーションの内容も、現場の悩みがひしひしと伝わってくるようで、その分できるだけ丁寧にお答えしました。 国立市の子ども家庭支援センタ—主催でこのような職員研修を行うことはとても素晴らしい試みだと思います。また機会があったら担当して職員を応援したいですね。

 

22

一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法ベーシック第2回」講師
日 時  9月2日(土)9:30〜16:30
場 所  産業カウンセラー協会代々木教室
内 容  講義&演習「家族療法ベーシック《第2回》〜組織や家庭で活かすシステムやナラティヴの考え方と振る舞い方」システム論について講義&演習。家族療法的聴き方について
参加者  産業カウンセラー協会会員など15名
メ モ

 産業カウンセラー協会での家族療法の講座の2回目。今回は主に家族療法の「システム論」について講義と演習を行いました。難解な理論であるシステム論をいかに分かりやすく理解してもらうかが、講師として腕の見せ所だったのですが、どうだったかな? システム論的思考体験のグループワークでは、参加者のみなさん楽しそうに語り合っていましたね。前回同様に質問もどんどん出てそれがまた深い学びにつながっていました。次回は最終回。次回は主に「ナラティヴ」についてですが、こちらも楽しみです。

 

 今回は資料は当日に配布したので、ダウンロード作戦はしないつもりだったのですが、参加者からリクエストがあったので、この下に示しておきますね。パスワードを入れてダウンロードしてください。

ダウンロード
17-9-2 《資料》家族療法ベーシック〜組織や家庭で活かすシステムやナラテ
PDFファイル 6.7 MB

 

21

国立市子ども家庭支援センター主催職員研修 第2回 講師
日 時  8月29日(火)9~11時
場 所  国立市保健センター2階会議室
内 容  講義&演習「家族療法を学ぶ」第2回
参加者  国立市内の主に子どもに関わる庁内関係部署の職員12名
メ モ

 8/17に引き続いての国立市職員向けの家族療法の研修を担当しました。前回同様初めて「家族療法」の考え方に触れる方もいらしたので、できるだけ丁寧にわかりやすくを心がけました。家族療法的ものの見方である「システム論的思考」を体感してもらうことを目的として、「浦島太郎ワーク」をやってもらいました。このグループワークの良いところは、自然とグループ内で笑いが起きてくるところ。皆さん楽しそうに話し合いをしていましたね。前回から連続して参加してくださる方も多く、じわりじわりと家族療法のものの見方を体得していってくださるといいな〜と思いました。

次回は来週9/5の予定。

20

国立市子ども家庭支援センター主催職員研修 講師
日 時  8月17日(木)15時~17時
場 所  国立市子ども家庭支援センター
内 容  講義&演習「家族療法を学ぶ」第1回
参加者  国立市内の主に子どもに関わる庁内関係部署の職員17名
メ モ  最近関わり深くなった国立市の子ども家庭支援センターが主催した研修を担当してきました。担当者のリクエストは「家族療法」。ただ対象が子供に関わる国立市内の様々な職種の方ということで、家族療法はほとんど知らないという方ばかり。できるだけわかりやすく噛み砕いて「システム論」や「ジョイニング」について説明しながら、少しワークを入れながら進めてみました。やはりワークを入れるとみなさん楽しそうにやられていましたね。様々な現場で頑張っておられる方にとって、もっと家族療法の視点や振る舞い方は浸透していってほしいと思っていたので、とても意義ある研修だと思えました。あと2回この研修は続く予定なので、さらにワークを多く取り入れながら、現場の方々を応援できるような研修にしていきたいですね。

 

19

やまき心理臨床オフィス主催 学外ゼミナール第8回講師
日 時  8月11日(金祝)10:00〜17:00
場 所  たましんRISURUホール第4会議室
内 容  講義&討議「外ゼミ2017夏〜未来語りのダイアローグについて」+聖域なき質疑応答
参加者  福祉関係、精神科医、電話相談員、臨床心理士など11名
メ モ

 一昨日に続けての学外ゼミナール。前半の講義内容は同じですが、一昨日とは全く違う参加メンバーで行いました。参加者が違うと、ガラリと雰囲気や質問や討議の内容が変わりますね〜!

 

 今回はオープンダイアローグや未来語りのダイアローグについては全く初めてという方が多く、できるだけ丁寧に説明をすることを心がけましたが、う〜ん、今回の参加者にとってはやはり少し難しく感じる方は多かったようですね。ただ後半の「聖域なき質疑応答の時間」は何気ない話題から話が広がっていく感じになって、まさに多声的な対話が広がっていく面白さを感じました。これも「聖域なき〜」をやる醍醐味ですよね!

 

 懇親会も8名の方が参加して会話を楽しみました。あらためて「外ゼミ」の意義を感じました。ボチボチ続けていきたいですね。

 

18

やまき心理臨床オフィス主催 学外ゼミナール第7回講師
日 時  8月9日(水)10:00〜17:00
場 所  たましんRISURUホール第4会議室
内 容  講義&討議「外ゼミ2017夏〜未来語りのダイアローグについて」+聖域なき質疑応答
参加者  警察関係、女性相談員、心理カウンセラーなど9名
メ モ

 今年の3月以来の学外ゼミナールを行いました。ゼミとしてはちょうど良い人数で、メンバーは常連さんが多く、ある意味濃いメンバーばかり。午前中の講義の時間から質問がどんどん出て、とても良いディスカッションができましたね。後半の「聖域なき質疑応答の時間」もとても面白い・ユニークな・考えさせられる話題が出て、こちらも充実した良い話し合い(対話)の時間になりました。

 

 その後の懇親会も含めて、私自身普段やっているいつもの大学院ゼミと変わらないスタンスでできたように思えました。当たり前ですが「外ゼミ」だからって気負わなくていいんですよね。

 

 11日も違うメンバーでやりますが、この感じでいきたいですね。

 

17

横須賀市教育委員会教育研究所 教育課題研修講座 講師
日 時  8月7日(月)9:30~12:00
場 所  ヴェルクよこすか6階ホール(横須賀市)
内 容  講義&演習「共同体感覚を育む学校になっていくということ〜アドラー心理学からの提言」
参加者  横須賀市立学校 校長、園長、総括教諭 あるいは教諭等 177名
メ モ

 横須賀市内の教員を対象とした研修を初めて担当してきました。京急線の横須賀中央駅に降りるのも初めてでしょうか? 真夏の暑い中、ありがたいとことに200人近くの方が参加してくださいました。2時間半という講演としては長い、ワークショップとしては短い微妙な時間の研修でしたが、いつものようにグループ討議と講義を織り交ぜながら展開したことろ、参加者の皆さんとても楽しそうに討議されていましたね。途中10分ほど休憩も挟みましたが、休憩時間中も議論を続けているグループもあって、熱意を感じましたね。終了後は私は次の仕事の関係ですぐに移動してしまいましたが、会場から近くの海の方へ少し寄ってみても良かったかな? またの機会ですね。

 

 さて、お約束のパワポ資料はこの下です。参加者の皆さん、パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。おつかれさまでした。

ダウンロード
17-8-7 《パワポ資料》共同体感覚を育む学校になっていくということ〜アト
PDFファイル 10.9 MB

16

平成29年度 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部 講座講師
日 時  8月5日(土)9:30〜16:30
場 所  日本産業カウンセラー協会 代々木教室
内 容  講義&演習「アドラー心理学を学ぶ〜生活と臨床のための実践心理学入門」第2回
参加者  産業カウンセラー協会会員など一般の方、15名
メ モ

 産業カウンセラー協会でのアドラー心理学研修の2回目。今回はアドラー心理学の基礎理論である「5つの基本前提:認知論、目的論、全体論、個人の主体性、対人関係論」を講義とワークで徹底的に学びました。やはり前回同様に質問が次々と出てきて、私自身もとても勉強になる時間でしたね。まあ、暑さのせいもあって、参加者の皆さん最後はヘトヘトの様子。でも頑張って参加者同士でおしゃべりしていただきました。

 

 さて、いつもながらパワポで示した資料はダウンロードにしましたが、資料はこの下です。参加者の方はパスワードを入れてくださいね。よろしくお願いします。また10/14にお会いしましょう。

ダウンロード
17-8-5 《パワポ資料》アドラー心理学を学ぶ 第2回.pdf
PDFファイル 11.2 MB

15

日本ブリーフサイコセラピー学会 第27回松山大会 ワークショップ講師
日 時  7月28日(金)13:00〜18:00
場 所  愛媛大学教育学部総合情報メディアセンター メディアホール
内 容  講義&演習「アドラー・カフェ」へようこそ!~実践のためのアドラー心理学入門
参加者  対人援助職の専門家など24名
メ モ

 ブリーフサイコセラピー学会では、今回初めて私がアドラー心理学のワークショップを担当しました。会場は愛媛大学のメディアホールという広い会場。そこでこじんまりと3人1組になってワークをしながら、講義を展開していきました。アドラー心理学は「仲間とおしゃべりしながら学ぶ」のが一番と思っているのですが、今回もまさにそんな感じでしたね。皆さん、ワークでは楽しそうにおしゃべりしていました。事前の予想として参加者は学校の教員が多いかと思ったのですが、意外に心理の専門家が多かったでしょうか?

 最後の「課題の分離」のワークは少し難しそうでしたね。専門家のためのプログラムを適応したほうがよかったかもしれませんね。

 

 さて、今回は映し出したパワポの資料をこの下にPDFファイルで置いておきます。参加者の皆さん、パスワードを入れてどうぞダウンロードしてくださいね。お疲れ様でした。

ダウンロード
「アドラー・カフェ」へようこそ!
17-7-28 《パワポ資料》「アドラー・カフェ」へようこそ!~実践のため
PDFファイル 14.7 MB

14

岩手県教育委員会主催 平成29年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
日 時  7月26日(水)14:25〜15:50
場 所  アイーナ(いわて県民情報交流センター)小田島ほ〜る(岩手県盛岡市)
内 容  授業力向上研修講座講義「学校で活かす実効的なカウンセリング理論と技法」
参加者  岩手県内の小・中・高・特別支援学校の現職教諭、養護教諭、栄養教諭、など464名。
メ モ  岩手県の教員の免状更新講習の担当も今年で2年目。会場も昨年と変わらないこともあり、昨年度とは違って、だいぶ余裕を持って臨むことができました。 会場入りする前には、恒例の(?)盛岡冷麺と焼肉を食べてパワーチャージは十分!(笑)。研修内容も昨年のものから少しわかりやすいものに改定して、いつものように小グループを作ってもらい、講義とともに時々グループワークを挟みながら進行していきました。400名以上の方が小グループで「対話」したり、私のジョークに反応した笑いが起きたりすると、さすがに大きなうねりのような迫力を感じますね。参加された先生の多くの方が、楽しそうに対話しているように見えましたし、私も手応えを感じられた研修になりました。 基本的には同じ内容のものをまた来年1月に同じ場所で行う予定。次回も会場入り前にしっかり冷麺を食べてのぞもうかな?
会場の盛岡駅前のアイーナ前で
会場の盛岡駅前のアイーナ前で

13

夢ナビライブ 東京会場 講義ライブ講師
日 時  7月22日(土)14:20〜14:50
場 所  東京ビックサイト
内 容  講義:「アドラー心理学ってどんな心理学?」
参加者  夢ナビ参加高校生や教師 約200名。
メ モ

 昨年の10月の仙台会場に引き続いて「夢ナビ」というイベントで、今度は東京会場で高校生に向けてアドラー心理学について話をしてきました。夢ナビというのは大学受験を考えている高校生に対して、様々な情報提供や大学教師が自分の専門分野についてのミニ講義を行う毎年全国様々な箇所で行われているイベント。東京会場はお台場の「東京ビックサイト」。広い会場でしたが、そこが大変な混雑になるくらい大勢の高校生が参加していましたね。私の出番はわずか30分でしたが、やはり心理学への関心の高さからか立ち見もでていました。私自身は2回目ということもあり、余裕を持ってお話しできたかな?

 終了後は質問コーナーに移動して、5〜6人の高校生からアドラー心理学だけでなく、大学のカリキュラムや国家資格の公認心理師についての質問などを受けました。高校生はまさにこれから色々な道に進んでいくために模索しているようでした。良い刺激になってくれたかな〜

 

12

平成29年度 秋田県 福祉事務所管理職者 課題別研修 講師
日 時  平成29年7月18日(火)10:30〜16:30
場 所  秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容  講義+討議「面接技術の基本として学ぶこと」「管理職者による部下への支援のあり方」
参加者  秋田県内の福祉事務所の管理職や査察指導員やケースワーカーなど 11名
メ モ

 今年も昨年に引き続いて、6月から2ヶ月連続で行ってきた秋田県の生活保護担当者の研修は3回目の今回が最後、管理職研修でした。昨年と違って参加者は管理職だけでなく、中堅のケースワーカーや査察指導員も参加していました。

 まずは参加者のニーズを把握しようとゆっくりと参加者の自己紹介から入り、最後に「この研修に期待することは?」という質問を投げかけてみたところ、生活保護の仕事のベテランの方もいたこともあり、具体的な研修で知りたい要望がどんどんと出てきました。その後は私が準備したミニ講義をはさみながら、その要望に応えるように全体討議をしたり、グループ討議をしていきました。参加者は討議の時間はイキイキと話をしていたのに対して、私の講義に対しては「そうは言っても、難しいよね〜」というオーラが出ていたのをひしひしと感じましたね。現場の感覚と少し解離が大きすぎる材料を提示してしまったかな。

 参加者が討議している生活保護の実際を知れば知るほど、「嘘」「ごまかし」「孤独」などなど人の持っているネガティブな要素を強く感じざろうえない生活保護の現場で奮闘している参加者の皆さんに敬意の念が起こってきましたし、果たして意味ある研修が構成できたのか、研修が終わった後も考えさせられました。う〜ん「不確実なものへの耐性」がまさに問われていますね。もっと現場のニーズに沿った形でのオープンダイアローグを駆使していく手もあったかなと帰りの新幹線の中で反省。来年も担当することがあれば、是非リベンジしたいですね。

 

11

一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法ベーシック」講師
日 時  7月15日(土)9:30〜16:30 
場 所  産業カウンセラー協会東京支部代々木教室
内 容  講義&演習「家族療法ベーシック《第1回》〜組織や家庭で活かすシステムやナラティヴの考え方と振る舞い方」家族療法DVD鑑賞&討議。ジョイニングについて。PN循環理論について。
参加者  産業カウンセラー協会会員など17名
メ モ

 今年度の産業カウンセラー協会での家族療法の講座の1回目。今回は家族療法の研修が初めてという方も多いとみて、まずは家族療法の初回面接場面のDVDを見ていただきました。それを見てからの質疑応答をしてみたところ、受講生から素朴なとても学びになる良い質問が次々と出てきました。私もそれに対して真摯に答えながら、時々爆弾発言(?)もさせていただきました。おかげさまで「普通の(?)カウンセリング」とは違う、家族療法ならではの学びができたのではないかと思います。今回もまた真摯に家族療法を学ぼうという意欲を感じる参加者ばかりで、次回もどのような討論ができるか楽しみです。

 今回も資料は事前印刷できませんでしたので、ダウンロード作戦を採用しました。参加者の皆さん資料はこの下です。よろしくお願いします。

ダウンロード
17-7-15 《資料》家族療法ベーシック〜組織や家庭で活かすシステムやナラ
PDFファイル 2.2 MB

10

NPO法人「アトピーを良くする」+目黒区 共催「医療」と「心理」からアトピーを考えるシンポジウム基調講演 講師
日 時  7月9日(日)13時〜16時半 
場 所  下目黒住区センターレクリエーションホール
内 容  基調講演「心理学的なアプローチによるアトピー支援とは〜臨床心理士の立場から」+パネルディスカッション「アトピー支援について」の司会
参加者  一般市民 約70名
メ モ  ここ数年関わっている「アトピーを良くする」というNPO法人が主催するシンポジウムで講演とパネルディスカッションに司会役として登壇しました。  私自身はアトピーに関しては専門外ですが、これまでも当事者や皮膚科医の先生の経験談などを伺う機会もあり、もっともっと心理学的なアプローチ(それもブリーフセラピーやアドラー心理学的なもの)が必要な分野だとわかってきたところでした。  当日は猛暑の中、長丁場のシンポジウムではありましたが、参加者の皆さんは最後までとても熱心に聞いておられていましたし、私自身も皮膚科医の清水先生のお話や登壇されたアトピー経験所のお話などはとても勉強になりました。  今後このNPO法人からアトピー支援のためのDVDを出したり、さらに将来はアトピー支援のためのカウンセラーを養成したりと、積極的に活動を続けていくとのこと。私も可能な範囲で応援していきたいですね。

9

東京都北区幼稚園園長設置者研修会講師
日 時  7月7日(金)18:00~19:30 
場 所  北区 赤羽会館 4階 第3会議室
内 容  講義&演習講演&演習「幼稚園でのより良いコミュニケーション〜アドラー心理学から学ぶ」
参加者  北区内の幼稚園園長・設置者 7名
メ モ  久しぶりに東京都北区赤羽に行き、北区にある幼稚園の園長があつまる会議で研修講師を担当してきました。七夕の夜ということもあり、あるいは赤羽らしく(?)、参加される方は少なく、集まったメンバーもゆるゆるとのんびりとしたムード。最初の15分くらいは赤羽の話で雑談しました。参加者のアドラー心理学の認知度は、アドラー心理学を全く知らないという方が4名(この中のお一人は「心理学なんか学ぶのは大学生時代以来かな〜」とつぶやいていました。笑)。名前は聞いたことがある方が1名。本は読んだという方が1名。研修を受けたことがある方1名という状況だったので、できるだけわかりやすく、ゆっくりと日常的な喩え話を入れながら、進めていきました。すると、徐々に参加者も興味・関心を示すようになってきていることが、表情や態度から肌でわかりましたね。 参加者は幼稚園の園長先生ばかりで、まあ人生のベテランの方ばかりだったのですが、皆さんにとって意義ある時間にできたように思えました。「心理学は〜」とつぶやいていた方からも「面白かった〜! 先生、この後、一杯どう?」と嬉しいお誘いも受けましたが、(金曜の赤羽の夜にも惹かれたのですが〜笑)残念ながら丁寧にお断りして、でも充実した気持ちで帰路につくことができました。今日の研修講師として振る舞いの感覚は、大事にしたいと思えましたね。

 

8

 日本支援助言士協会 主催 「アドラー心理学合宿」 講師
日 時  2017年7月1日(土)午前10時半~7月2日(日)午後12時半
場 所  藤野芸術の家(神奈川県相模原市緑区牧野4819)
内 容  1日目は講義&演習「リフレクティング・トーク入門」。2日目は鈴木 義也先生(東洋学園大学)、深沢 孝之(心理臨床オフィス・ルーエ)と合同でシンポジウム「アドラー心理臨床の実践」担当
参加者  執筆家、鍼灸師、医師、幼稚園や小学校教師、相談員など40名
メ モ

 昨年に引き続いて「アドラー合宿」に講師として参加。今回は昨年よりも多くの方が参加していただき、かつそのメンバーが濃い方(?)ばかり。私もとりあえず講師という役割ではありましたが、講義以上にディスカッションでは質疑応答で盛り上がり、私も一参加者としてとても勉強になることばかり。2日間でとてもやはり濃い学び、そしてアドラーの「共同体感覚」をまさに体で感じられる「勇気」をいただいた時間になったと思えました。そして自分自身がどこまでアドラー心理学を臨床や生活に落とし込めているのかが実感できたことも良かったですね。2回目ということもあって、スタッフも講師陣もゆとりを持って参加できたことも、じっくりとしっかりとした学びの場になれた大きな要因だったかな? もう合宿終わりの方では来年7月に千葉で行うことが決定したようで、早速講師参加の要請がありました。この1年間で自分自身もアドラー心理学とどのように向き合い実践していくのかが、来年またわかる機会があるかと思うと、今から楽しみですね。参加者された皆さん、素敵な時間をありがとう! またがんばっていきましょうね〜!

7

アドラー東北 主催「カウンセリング演習」講師
日 時  6月24日(土)10:00〜17:00
場 所  仙台駅西口・アエル情報産業プラザ6階会議室
内 容  実習&講義による「カウンセリング演習」
参加者  一般の方16名
メ モ  昨日の秋田から移動して仙台に。「アドラー東北」というアドラー心理学を東北に広めているグループに呼ばれて、カウンセリングのワーク中心の研修を行いました。「会話から対話へ」をキーワードにして、ただの会話からいかにしてカウンセリング的な「対話」にするか、実習を通して学んでいただきました。昨年12月に仙台で行った支援助言士協会の研修に参加した人が多かったので、やはりノリもよく、皆さん会話練習にもスムーズに入って行きましたね。今回はリクエストのあった「家族療法」の実習は時間的にはできなかったので、またの機会にまた呼ばれたいですね。

 

6

秋田県 新任生活保護査察指導員 研修 講師
日 時

 6月23日(火)9:30〜15:30

場 所  秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容  講義&演習「査察指導員によるスーパーバイズについて」
参加者  秋田県・市福祉事務所の新任の生活保護担当査察指導員 11名
メ モ  生活保護査察指導員の研修は、例年フリートークを中心にやってきましたが、今年は前半はパワーポイントによる講義と演習、後半がフリートークという構成でやってみました。前半の講義は「勇気を高めること」や「PN循環理論」など、スーパーバイズを行う上で大切だと思うことをお伝えしましたが、どこまで参加者にそれらのことが入っているかは、ちょっと分からなかったですね。ただ後半の「現場での苦労話」のフリートークセッションが例年になく盛り上がったのは良かったです。毎年担当している査察指導員の研修ですが、「解決が見えない」ケースを担当している苦労が参加者から滲み出てくるのをどうエンパワメントする研修ができるかはいつも課題ですね。

 

5

やまき心理臨床オフィス 主催「家族療法入門ワークショップ」講師
日 時  6月17日(土)〜18日(日)
場 所  たましんRISURUホール サブホール
内 容  家族療法の講義&演習
参加者  対人援助職やそれを学ぶ学生など、12名
メ モ  オフィスの若手スタッフと組んで、久しぶりに家族療法のワークショップを開催。参加人数は少なめでしたが、皆熱心な方ばかり。そのせいか質問も次々と出てきていました。1日目は家族療法に関する基本的な講義とワーク。そして私が夫婦面接のデモンストレーションをやりました。まあいつものようにやれたかな? デモの後の討論も充実した話し合いができたように思えましたね。2日目の午前中はスタッフにお任せしましたが、しっかり基本的ワークをこなしてくれて、私が加わった午後からはスムーズに家族ロールプレイを行うことができました。午後4時間で計4回のセッションを体験してもらいましたが、理屈ではなく、体験を通して家族療法を学べるよさを改めて実感しましたね。最後の振り返りも大質問大会になりました。若手スタッフの講師としての成長も感じられた充実した2日間でした。

 

4

岩手県高等学校教育研究会教育相談部会 講演
日 時  6月13日(火)13:00〜15:00
場 所  岩手県立生涯学習推進センター(岩手県花巻市)
内 容  講演「アドラー心理学を教育相談で活かすために」
参加者  岩手県内の高校教員+小学校教員 約70名
メ モ

 岩手の教育相談担当の高校教員の研究会に呼ばれて講演をしてきました。この日の岩手は東京と同じくらいの気温で気持ちのよい晴れ。梅雨にはまだ入っていないとのこと。講演前は研究会の役員である県内の高校の校長先生方と雑談。同郷同士ということで、岩手県の話題で盛り上がりました。

 

 肝心の講演はいつもながら小グループを作っての展開しましたが、皆さんよくおしゃべりしてくださいました。終了後に参加者からも「2時間があっという間でした。」「もう少し時間があればよかった。」などといううれしい感想もいただきました。また10月にはこの会場のお隣にある県の総合教育センターで研修をやる予定。岩手県の教育に少しばかりの貢献できるのは嬉しいですね

 

3

秋田県 新任生活保護担当職員 基礎研修 講師
日 時  6月6日(火)9:30〜15:30
場 所  秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容  講義&演習「ケースワーカーのストレスマネジメント」「面接技術の基本」
参加者  秋田県・市福祉事務所の生活保護担当職員(生活保護行政経験1年未満のケースワーカー及び医療・介護扶助事務担当)35名
メ モ   毎年この時期の恒例である秋田県の生活保護担当のケースワーカーの新任研修を今年も担当してきました。この研修も今年で4年目になりますね。今年は昨年よりさらにアドラー心理学色を強めて(特に「共同体感覚」と「勇気」について取り上げて)講義資料を準備しました。 最初は固い雰囲気なのは、まあ例年通りなので、グループワークをどんどん取り入れながら展開していくと、うん、予想通りだんだん良い雰囲気になっていきましたね。 休憩時間に入った直後に参加者の一人が「眠くならない研修でよかった〜」という声が聞こえてきました。嬉しい感想です。また別の参加者からは直接声をかけていただいて「心理学の研修は初めてですが、いや〜面白いですね〜!」というお言葉もいただきました。 最後は受講生の皆さん少々喋り疲れ(?)の様子でしたが、満足感の漂う雰囲気だったように思えました。よかったよかった。今年もあと2回秋田県で生活保護行政に携わる人たちの研修を行う予定。がんばるぞ〜!!

 

2

平成29年度 日本産業カウンセラー協会東京支部研修部講座 講師
日 時  6月3日(土)9時半~16時半
場 所  日本産業カウンセラー協会 代々木教室
内 容  講義&演習「アドラー心理学を学ぶ〜生活と臨床のための実践心理学入門」第1回
参加者  産業カウンセラー協会会員など一般の方、18名。
メ モ

 今年も産業カウンセラー協会での研修を担当。今回は「アドラー心理学」3回シリーズの1回目。「精神的な健康」と「勇気を高めること」について、講義や演習を行いました。今回は、私の講座は初めての参加という方、そしてアドラーは本だけは読んだという方が多く、まずは、できるだけ丁寧に進行するよう心がけました。最初緊張した雰囲気も、グループワークを繰り返すことで、だいぶ解れていき、質問もスムーズに出てくるようになっていきました。いつもながら時々過激発言をしてしまう自分でしたが、今回はそれをしても安心、と思える参加者のように感じましたね。英語に堪能な方や色々なキャリアをお持ちの方もいらして、グループワークの報告からも学びになった時間でした。

 

 さて、いつもながら資料はダウンロードにしました。資料はこの下です。参加者の方はパスワードを入れてくださいね。よろしくお願いします。ではまた8/5にお会いしましょう。

ダウンロード
アドラー心理学を学ぶ 《第1回》精神的健康とは?勇気とは?(2017-6-3)
17-6-3.pdf
PDFファイル 13.2 MB

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日本支援助言士協会 第11期コミュニティーカウンセラー養成講座講師
日 時  4月30日(日)10:00〜17:00
場 所  支援助言士協会セミナールーム(横浜駅徒歩10分)
内 容  講義&演習 「臨床理論:現場で役立つ ものの見方・ふるまい方とは」
参加者  一般の方9名
メ モ  久々の支援助言士協会での今年度初めての研修。今回は菊名駅から1時間歩いて会場まで行きました。最初の自己紹介で参加者は研修講師ができる方が複数名いらしたので、「できるだけ参加者同士で学んでもらおう」と考え、グループ討議のワークを多めに入れるよう心がけました。予想通りどのグループも参加者同士熱い議論をしていましたね。その選択は良かったのですが、途中に挟む私の講義のキレ(?)がいまひとつ(自己評価55点!)でした。う〜ん研修前の歩きで疲れたのかな〜笑。この「臨床理論」の講座は今後も担当していくことになるので、もう少し内容もブラッシュアップする必要もあるかなと思いました。いや〜まだまだ精進ですね。