この「オンライン・レクチャー」は、日曜日や休日などの午前中2時間で、臨床心理学におけるさまざまなテーマ・内容で、講師がオンライン上でレクチャーをしていただくという企画。
第7回目となる「オンライン・レクチャー2023冬」は、前回に引き続き、小関哲郎(おぜき・てつろう)先生(宇佐病院/大分記念病院 心療内科医)に「ボディ・マインド・リスニング(BML) セラピストの心の空間を活用する〜グループワークの進め方」と題して、前回の続きをお話ししていただきます。
以下は小関先生に書いていただいたこのオンライン・レクチャーの案内です。
ボディ・マインド・リスニング(BML)は心理臨床の基礎的な力を養うための考え方と方法論です。セラピストが心の視野を広げて自分自身の体験をありのままに受け止めることが、クライエントの体験を理解し受け止める基盤となり、またスムースで効果的な介入を生み出す元になるとBMLでは考えます。今回はBMLのカギとなる「心理的空間」と「身心感覚」についてお話ししたいと思います。
あらゆる対人援助職・セラピストにとって、自らの「内なる」の感覚を捉えることは、オープンダイアローグなどでも「垂直的対話」「生理学的対話」などと言われているように、あらゆる心理臨床活動を行う上でのセラピストにとっての基本・基盤です。小関先生自身が開発したBMLは、セラピストが「内なる感覚」を捉えていくための手助けとなり、あらゆるオリエンテーションを超えて、学ぶべき理論であると言えるでしょう。
本レクチャーでは、それをしっかりと基本から学んで、さらにそれをグループワークにも活かすことを考えられる格好の機会です。
現在、対人援助職に携わっている方、そのような職に就きたいと思っている方、など多くの方にご参加していただきたい研修です。ただし、今回はこれまでBMLの研修を受けたことがある方に限定させていただきます。
どうぞ奮ってご参加ください。
日 時 | 2023年 12月24日(日) 10時〜12時 |
内 容 |
講義&ワーク 「ボディ・マインド・リスニング(BML) セラピストの心の空間を活用する〜グループワークの進め方」 |
講 師 |
小関 哲郎 先生(宇佐病院/大分記念病院 心療内科医) 《司会進行》 八巻 秀(駒澤大学 教授・SYプラクティス代表) |
参加資格 | Zoomが使用可能(PCでもスマホでも可能)であれば、どなたでも参加可能ですが、BMLの基本的な講義を受けたことがある方に、基本的には限定させていただきます。。 |
参加費 | 3,000円(事前振り込み。振り込み後の返金は行いません) |
定 員 |
30名 |
参加申込 |
参加ご希望の方は、こちらのフォームに必要事項を打ち込んで「送信」してください。 折り返し、参加費の振り込み等のご案内などをメールで返信いたします。
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